身近にPDAユーザー


 先週の金曜日は久しぶりに学生時代の友人と集まって飲みました。幹事をしたので、僕の最近のお気に入りのお店をセッティングしたりして、なんか久しぶりに気の置けない連中と楽しく飲みました(^^


 で、ちょっと面白かったのが、30過ぎの男女10人が集まって、その「ITリテラシー」みたいなものに非常に大きな開きがあったことです。もちろん、殆どの人がPCも個人で所有しているし当然メールアドレスぐらいは持っていますよ(^^; あ、一人だけ携帯だけって言う女性がいますね。逆に携帯を持っていない女性が一人。
 男性はみんな「家のPC+新し目の携帯」。一人だけ古い携帯のやつがいて、彼は正直「デジタルデバイド」な人でした。ちょっとしたデジタルな話でも全然ついて来れない。まあ別にいいんですけど。



クリックすると動画ページに飛びますよ
 その中で一人の女性がCLIE TG50を使っていたのがちょっと驚きました。「毎年手帳を入れ替えるのが面倒くさくなった」そうです。ちなみに彼女は某専門系出版社勤務。アドレス管理と変更の多い予定管理には非常に便利だそうです。
 で、なぜその機種を選んだのか聞いたところ、「手ごろなサイズとキーボード搭載で安いこと」だそうです。まあ、当たり前といえば当たり前ですね。そして、その当たり前さを実現できていないPDAが如何に多いかが分かります。


 特別にデジタル系に強いって言う印象の女性ではなかったので、彼女がPDAを使っていたのはちょっと意外でした。まあ、PDA使うのにITもクソもないですけど、実際のところは。PDAで出来ることへの需要があるかどうかですからね。
 結局PDAが一般化するのってこういう所なのかなぁと思います。簡単ですね、「必要とされているものを購入してもらえる価格で提供する」そういう意味ではSonyのやり方は間違っていないのでしょう。


 TH55も爆発的に売れているようですが、あれはTG50のキーボードと違って「直接手書きで書き込める」ことがちゃんと支持されているんだろうと思います。そしてやはり価格でしょうね。
 この辺のことで考えるのは、「やっぱり日本ではグラフティは無理だったんだよ」ってことです。あんなん無理に決まってるじゃないですか。普通覚えてもらえませんよ。量販店の店頭に並ぶPalmOS互換機のメモ帳に並ぶ意味不明の文字の羅列。あれが全てを物語っていたんですよね、結局。


 そういう訳で、10人集まって携帯所持者9人、PDA所持者1名っていうのは結構市場の割合そのものだなぁと思ったり(^^; 僕も最近PDA持ち歩いていないんですよね。それがなぜかはそのうち明かされると思います。