PalmOneですら


 こちらの記事に拠れば、PalmOne社は12%もの人員削減を行い、これまでよりも多くの投資をスマートフォン分野に振り向けるとのこと。


 PDA業界の雄(?)であるPalmOne社ですらスマートフォンに大きくシフトチェンジです。もうPDAベンダーの生き残っていく道はこれしかないんだろうと思います。もっとも、既にスマートフォンにシフトチェンジを済ませていたHandspringとの合併がかなり大きなウェイトを占めているとは思います。
 でも、Handspringって、Treoシリーズで儲け出てたんでしょうか?なんか、あんまり儲けてなかったって言う話だった気がしますけど。


 それにしても、PalmOne社も

これらの再編策により,当社は収益創出という目標にさらに近づくことができる

っていうのも、どうかなぁと思います(^^; 収益創出って… まあ、PDAベンダーに限らず、今のIT系産業の多くがあまり経営は上手くいっていませんけれどね。
 PalmOne社が今後上手くいけばいいですけど、もし失敗すると今後ますますPDAベンダーって言うのは生き残りが難しくなっていくかもしれません。大手電機メーカーの一部門で細々とって言う形になりそうです。そういう意味ではPalmOne社には頑張ってもらいたいと思いますね。


 それにしても、先ほどのiPAQといい、Treo610といい、魅力的なスマートフォン目白押しですな。日本はどうなっちゃうんでしょう…