Bluetooth cut my commute time in half?


 こちらの記事はなかなか面白いです。翻訳記事なんですけど、原題は「How Bluetooth cut my commute time in half」。直訳すれば「いかにしてBluetoothが私の通勤時間を半分にしたか」ですかね。翻訳記事のタイトルは「Bluetoothで通勤時間を半分にする方法」です。
 ちょっと翻訳のクオリティが低すぎるので、元記事も参照した方がいいですね(^^; タイトルもひねりすぎだし、冒頭の

私はたいていの人よりも、日々の通勤を軽視している。

も、そのあとの文章と今一意味が繋がりません。原文は

I disdain my daily commute, maybe even more than most.

ですから、「軽視」じゃなくて「軽蔑」ですね。「嫌いだ」ぐらいでもいいと思うんですけど(^^; つうか、「通勤を軽視」って意味わかんないです。翻訳者だけじゃなくてZDの担当者も気付けよ(^^;


 まあ、そんな事は置いといてですね。通勤電車の中で仕事のメールを処理してその分を勤務時間に換算すれば通勤時間は半分の計算になる、と言う趣旨です。 ちょっと無理がある気がしますねぇ(^^; まあ、勤務形態が「その日にしなくてはならない仕事をすれば帰れる」というのならあながち無理な表現ではないかもしれませんけど。
 日本の勤務形態の実態では、朝の電車でメールを処理したらその空いた分違う仕事をすることになりますよね。通勤時間が半分になるというよりは勤務時間がその分伸びてしまうだけですな。その辺は仕事の仕方の感覚の違いってことなんでしょう。


 しかも、この辺の話って日本ではずっと前からCF型PHSカード+PDAで実現されている話なんですよね。まあ、T3とかに比べると若干サイズが大きくなりますけど、キーボード内蔵のPDA+CF型PHSカードの組み合わせなら、T3でするよりも数倍快適にメールの処理が出来るでしょう。
 CF型通信デバイスって言うのがそれほどメジャーではないアメリカではやっぱりBluetoothは便利なんですね。っていうか、日本以外はみんなそうですね。CF型PHSが日本でのBluetoothの普及を阻んでいるって言うのは以前から言われていますけど、こういう記事を見るとさもありなんって感じです。


 まあ、上の記事の趣旨としては「スマートフォンよりもPalm+Bluetooth内蔵携帯の組み合わせの方が快適」っていうことなんでしょうけど。僕の理想としているスマートフォンも、実際に使ってみるとなかなか難しいのかもしれませんねぇ。
 そういう意味では「先駆者」の意見としては参考になりますね。それにしても、T616ってカコイイですよねぇ。あんな携帯使いたいっすよ(><;