公務員がハカーなら


 こちらの記事に拠れば、長野県が実施した住基ネットへの侵入試験で、市町村の庁内構内情報通信網(要するに構内LAN)から市町村が管理している住基ネットのサーバーなどに侵入できたとのこと。
 つまり、ハカーさんの昼間の顔が公務員なら住基ネットに侵入できるってことですね。他にもいろいろやりようはありそうな予感。ソウシャルエンジニアリングも十分にありえますし。


 困りましたねぇ。僕たち日本人全員の個人情報が全て閲覧、書き換え可能な状態でデータベース化されている住基ネットのサーバーへの侵入が可能なことがはっきりしましたねぇ。「安全です」と言い切っていたバカ面のK山君はどう考えているんでしょう?
 いくら、インターネットからは切り離されているとは言え、完全に安全なネットワークなんてありえないって言うの。


 これって、本当に抜本的な対策を立てるために、いったん運用を止めるぐらいの必要があるんじゃないでしょかね。って言っても、総務省が絶対に止めないでしょうけど。霞ヶ関のオヤジどもの頭じゃあ4項目の個人情報が分かったぐらいどうだって言うんだっていうぐらいにしか思ってないんでしょうね…
 まあ、「抜本的な対策」なんて本当は立てられないんですけどね。


 なんかもう、諦めるしかないのかしらって言う心境になってくるところが非常に気分が悪いです…