電子書籍のよさ

 マサさまがコラムで、主に書籍の形状のバリエーションという視点から電子書籍には何か良さがあるのかという問題定義をされています。
 書籍にはその内容によってさまざまな形状があり、そのことが内容の面白さをさらに引き立てるということ、そして電子書籍にはそれがないといいのが趣旨です。曰く「電子書籍には何か良さがあるのか?」ということです。


 それに対してでじさま が「何冊でも持ち歩ける軽さ、いくら増えても場所を取らない」ことを電子書籍の良さとして挙げられています。
 また、全ての書籍が電子書籍に置き換えられるという訳ではなく、劇場映画とDVDの例を出して電子書籍に適したものや文庫化と同じ意味での電子書籍化という点を指摘されています。つまり書籍を置き換えるモノではなく、書籍全体の中でモバイル向けやアーカイブ向けに特化出来ることが電子書籍の良さだということですね。


 僕もでじさまの意見に大いに賛成です。僕はそれほどでもありませんが所謂「活字中毒」の人にとっては、読みたい本が何冊でもPDA或いは電子書籍リーダー一つで持ち歩けるというのは魅力的な様です。
 そして僕はそれにもう一つ大きなポイントを付け加えたいと思います。それは「いつでもどこでも本が買える」ということです。


 僕はこれまでほとんどZaurus電子書籍を利用して来ました。その利用スタイルは青空文庫やSharpSpaceTownにZaurusで直接アクセスしてダウンロード>即読書というものでした。このスタイルだと本当にあらゆる意味で場所にも時間にも縛られません。この自由さは一度知ってしまうと止められないものがあります。
 僕はm105ではほとんど電子書籍は読みませんでした。それは↑を読めば分かると思いますが、わざわざPCでダウンロードしてホットシンクっていうのが面倒臭かったからです。「思いたったが吉日」、これがモバイルの基本です(^^


 この「自由さ」は出来れば電子書籍リーダー専用機にもなんとかして入れて欲しいと思っています。b-mobileを使えば上手く出来そうなんですけど、どうでしょうねぇ。ちょっと前に松下と日本通信が提携を発表してましたが、この辺の話じゃないかと密かに期待してるんですけど。
 という訳で、僕の思う電子書籍の良さって、この「自由さ」です。そうそう意味では、僕が電子書籍に求めるものは、通常のモバイル或いはPDAに求めるものと変わりませんね(^^ゞ


 という訳で、このエントリーは通勤電車内でJ-T010で書きました。20分ぐらいかな?直接メールするかSD経由でPCからアップするかは今思案中です。