Σbookレビュー

 erieriさまのところで、Σbookのレビューが掲載されています。
 いつもならばモバイル機器のレビューはPOLの方でされるわけですが、今回は個人で当選したモニターということで、個人サイトのeblogの方でのレビューだということです。


 なかなか興味深い内容になっています。まず前提条件として知っておきたいのが、松下はこの端末を書店のみで発売するつもりだということです。そういう意味で

まずパッケージですが、なんか「辞書」みたいなイメージ、または「家電」ですね。電子辞書とかのパッケージは近いかもしれない、ようするにそういう「気取らない」パッケージになっていると思いますが、ともかく箱がでかい…本屋からこれ、持ち帰るのはちょっと邪魔かもしれません。

という内容には注目です。パッケージングに関しては半ば正解半ば不正解といったところでしょうか?
 まあ、デジタルガジェット然としたパッケージングにしなかったところに松下の狙う方向性が出ているのでしょう。


 ただ、電子ブックの選び方やページめくり、また液晶の視認性などに関する記述を読んでいると印象としては「完成度は低そうだな」というもの。まあ、ある意味デジタルガジェットにはありがちですね。よく言う「使えるのは3世代目から」とかって言うものになりそう。
 もしもΣbookが本当に家電としての電子書籍リーダを目指しているんならこれは結構まずいですよね。こういう新サービス(?)に対する印象は初期の段階でかなり決定付けられてしまいます。リーダーのせいで電子書籍自体の印象が悪くなってしまう可能性もあるわけで、大メーカーたる松下が一般向けにやるわけですから最初からちゃんとしたものでやって欲しいと思うんです。一般の印象としては「電子書籍Σbook」になる可能性も大なわけですから。


 がんばれ松下。電子書籍の未来は君にかかっている!



 のか?(^^;