そうですか、vodafoneですか

 こちらの記事によれば、例のSanyo製のスライド端末が秋にvodafoneよりW-CDMAGSMのデュアル端末として発売されるそうです。
 memn0ckさまも言われていますが、僕もてっきりこのデザインの端末はauから出るものだとばかり思っていました。これまでショーのたびに展示されていて記事になっていて、Sanyoもauから出すような発言を繰り返していましたから。


 液晶やカメラなどは今のスペックにアップデートされていますね。まあ、31万画素CCDというのは微妙ですが、やたらと画素数を増やせば言いというものではないですからね。ただ、100万画素を経験したあとの30万画素の画質はやっぱり厳しいですけどね。
 サイズ的にも内容からすればまあまあ納得できる感じだと思います。本当はA5305Kと対抗できるぐらいのコンパクトなボディが理想なんですけど、内容が内容だけに難しいでしょうね。


 この端末は日本でvodafoneW-CDMAの端末としての役割よりも、Sanyoの世界戦略端末としての役割の方が大きいんだろうと思います。GSMもトライバンドですから世界中で使えますし、これからvodafoneが世界中でW-CDMAサービスを展開する(んですよね?)と思います。その際の「個性派」を担当する端末でしょう。
 「スペック命」端末は同時期に発売されるはずのSharp製端末が担うことになると思います。200万画素CCD搭載もうわさされるその端末もそれはそれで楽しみではありますね。


 まあ、一時期本当に折り畳みばかりになってしまった日本の携帯電話がちょっとでも個性的な方向に向かってくれているのが個人的にはうれしいですね。