PDAユーザーって楽しいなぁ
モバチキさまのところで知った、デジさまとマサさまの掛け合い(?)、とても面白く、興味深く読ませていただきました。
PDAユーザーって楽しいって言うか、「熱い」ですよね。
個人的には、PDAの一般への普及なんて、どうでもいいと思っています。もっとちゃんと言えば、「ハードウェアとしてのPDA」は別にどうなってもかまわないです。マサさまも少し書かれていますが、僕も「PDAを使ってしていること」が大事なのであって、PDAそのものは別にどうでもいい(^^; PCがすごく小さくなってくれたり、携帯がスマートフォン化してくれれば、別にPDAは滅んでしまってもかまわないと思っています。
そういう意味で、僕にもPDAに対する愛はないでしょうねぇ。やはり僕もデジさまの文章からはPDAへの愛を感じます。
ただ僕は「PDAは機能を削ってシンプルに」という意見には反対なんですね。逆に「中途半端に多機能である」って言うことそのものがPDAの本質だと思っているんで。機能を削ってシンプルにするならそれは専用機に行き着いてしまうわけで、結局その分野では専用機にはかなわないのが汎用機の宿命です。
ただ、いくつもの専用機を持ち歩くのはいやなので中途半端ながらも何でも出来るPDAを持ち歩くわけです。だから逆に、やはりPDAは万能を目指すべきだと思っています。全ての機能を使う必要がないって言うだけで、PDAそのものはやはり万能志向でないと不便だと思います。
まあ、サイズの問題とかコストの問題とかバッテリーの問題とかあるんですけど、その辺は技術的な問題で、本質的なコンセプトの問題じゃないと思うんですよね。万能な手のひら端末で、ユーザーがやりたいことだけを簡単にやれる、そういう状況が理想的だと思います。
そうはいっても、これは僕個人のPDA観で、いろんな人がそれぞれのPDA観を持っているんでしょうけど。
ところで似たような話題で山田@MNさまが面白いことを書かれています。
ハンドヘルドが簡単に普及する方法としては,年末調整を国民みんながしないといけなくなるとかがもっとも簡単なことのような気がする。簡単に金銭の移動を記録できるというのは,結構キラーアプリケーションになるんじゃないかと思う。
確かに、出納が簡単に記録できるというのは個人事業主やフリーランサーの人にとってはとても重要な機能なんでしょうね。「年末調整」というのは確定申告のことだと思いますが(^^;
ただ、これも家計簿機能はすでに携帯に非常に便利な形で搭載され始めていて、PDAのキラーアプリというにはちょっと厳しいかなぁと思います。
ことほど左様にPDAユーザーはPDAに関していろいろなことを考えたり文章に書いてWebで発表したり、楽しいわけです。そういう意味では、全然一般化しない方が楽しいままでいられるのかもしれませんね(^^;
今日は仕事が暇なので、やたらとBlogってますね。