本当ですか?

 あちらこちらで話題になっていますが、昨日うわさのPSPのスペックが発表されました。まあ、正直冗談みたいなハイスペックですね(^^;


 このスペック自体はまあ、発売まで後1年半もあるわけで不可能ではないだろうとは思います。しかし問題は、そんなハイスペックのものがバッテリーで実用的な時間駆動するのか?という疑問です。リチウムイオンバッテリー搭載ということですが、後1年半でリチウムイオンバッテリーに劇的なブレークスルーがあるとは到底思えないですからね。
 ゲーム機と言えどもPSPはモバイル機器な訳で、たとえばひとつのゲームをそれなりに遊べる時間動かないと全然意味がないわけです。また、今回は動画のサポートも前面に押し出していますので、ドラマを見るにも1時間、映画なら最低2時間はバッテリーで動いてくれないと意味がないわけですよね。


 ただいつものことですが、Sonyのこの手の「エポックメイキング」な初代機って、実用性はかなり犠牲にされている場合が多いです。VAIO505はその薄さに驚かされましたが、HDが小さくて当時OSに加えて、Officeアプリやたなんやらをインストールするともうほとんどドキュメントを入れることが出来なかったとか、薄くて軽いけどバッテリーが30分ぐらいしか持たなくて、結局モバイル利用は出来なかったとか(^^;
 CLIEも初代のカラー機は「カラー液晶搭載Palmで世界最小最軽量」が売りでしたが、液晶がほとんど見えなくてモノクロ機の方が全然使えたとか(^^;


 まあいつも書いていますが、Sonyはこういう攻撃的な製品開発がとりえだと思うので、がんがん突っ走って欲しいとは思います。この辺の携帯ゲーム機向けの技術がPDAや携帯にもフィードバックされたりしたらなかなか面白そうだし。
 いろいろ言ってみても所詮来年末の話です。また〜りと見守りましょう。