WindowsMobile2003SEでクルクル


 もうあちらこちらで話題になっていますが、こちらの記事*1に拠れば、来週MSはWindowsMobile2003SEを発表するとのこと。
 Wamoさまのところから辿りました。


 マイナーバージョンアップのようですが、VGA対応、ローテート対応など表示方面での進化は大きいようです。VGAも嬉しいですが、個人的には画面ローテートに標準で対応したのが非常に大きいと思います。
 原文記事自体がPocketPCToolsに基づく記事のようですが、そのPPTの記事ではローテートの具体的な方法も記述されています。

the screen is rotated using the new SETTINGS > SYSTEM > SCREEN applet

日本語バーションなら「設定>システム>画面」ですね。そこで回転させられるようです。Windowsのコントロールパネルはアプレットの集まりですから、これならこのアプレットにパラメータ付きの起動コマンドを投げてやることで、簡単にローテートさせられそうです。きっとすぐにボタンに割り付けられるローテートアプリが出てくるでしょう。


 液晶の高解像度化で受ける一番大きな恩恵がWEB閲覧時の情報量アップだと思います。でもそれが縦画面固定だとありがたさ半減なんですよね。でも、ローテートできればVGAあればほぼPC感覚でWEB閲覧することが可能です。
 また、従来のQVGA液晶のPPCをWM2003SEにバージョンアップしても、NetFrontのように画面にあわせる機能が優秀なブラウザならローテートによるWEB閲覧の快適度アップはかなりのものだと思われます。MIZaurusのブラウザは縮小表示が優秀で、QVGAでも横画面ならかなり快適なWEB閲覧が出来ましたから。まあ、フォントとかにもよりますけれどね(^^;


 ITMediaの記事の原文によれば東芝は従来機種への無償アップグレードを計画しているようです。一時期、現在のGenio eの4inch液晶はハード的にはVGAだなんていわれていました。これによってVGA表示できるようになったりして?これがe800製造中止の理由だったりしてね(^^;
 また、CeBITで披露されているAsusA730がこのOSを積んでいるのかどうかは現時点では不明とのこと。まあ、正式発表もされていないんですから当たり前か(^^; でも、恐らくこれなんでしょうね。


 やっとと言う感じのVGAおよび画面ローテートへの正式対応です。日本でも早くアップグレードが実施されることを祈りましょう。