力抜けてるねぇ(^^


 若い二人のダブル受賞で何かと話題というか、話題作りで売らんかなの姿勢が鼻についてしょうがない芥川賞直木賞ですが、20日の夜に贈呈式が行われた模様です。
 ちなみに芥川賞2作品を全文掲載した文芸春秋2月号は100万部売れたそうです。儲かってしょうがないですね。


 それはそうと、贈呈式の写真が出ていますが、いいなぁ江國香織さん。一人だけむっちゃ普段着(^^; 一人だけ近所で井戸端会議でもしてるかのような風情ですね。とてもいいです。やっぱり文人はこうあって欲しいです。
 最近若い作家を掘り出して話題作りで売る手法が目に付きますが、99年に当時歴代最年少で芥川賞を受賞した平野啓一郎氏は今どうなんでしょうねぇ?売れてるんですか?っていうか、食えてるんですかね?リンク先の写真を見ても、当時のオーラみたいなものは感じませんねぇ。


 折りしも中原中也賞も19歳の男の子が受賞しました。この流れはもう止められないんでしょうか?
 っていうか、男性の場合は写真が出ないのはなんでなんでしょうかね?平野氏のときは「茶髪ピアスの京大生」みたいな感じでそのスタイルが注目されて結構フォトジェニックでしたけど、今回は写真なし?それってある意味性差別じゃないのかと小一時間(ry


 まあ、作品のクオリティが高ければ別に年齢は関係ないとは思いますけど、本来ゆっくりと成長していけた作家さんが出版社の食い物にされているような感じを受けてしまいます。芥川賞の二人が将来江國さんのような女性になるとはちょっと思えないもんなぁ。まあ別にならなくってもいいんですけど(^^;
 小説界にとって出版社の一時の売上が大事なのか、息の長い作家さんを育てることが大事なのか。もうちょっと真剣に考えた方がいいんじゃないかと思います。まあ、余計なお世話かもしれませんけれど。