TH55レビュー雑感


 あちらこちらで順調に(?)TH55のレビューが出てきています。もちろん全てを見て回っているわけではありませんが、僕が注目したものをいくつか紹介します。


 まずはやはりThe Hanax.Netでしょう。発売前から鼻息の荒かった(<失礼(^^;)hanaさま。早速3本のムービーをアップされています。箱の内容物編、クリエオーガナイザー編、フリップカバー取り外し編の巨編三部作です。
 やっぱりムービーは分かりやすいなぁ。ムービーレビューマンセーですね。フリップの取り外しなどは「あぁ、なるほど」とhanaさまのナレーションに思わずうなずいていたり(^^; もちろんblogの方にもバッテリー事情など貴重なレビューをたくさん掲載されています。要チェック。


 次にgizajuさまが動画に関してまとめられているのも要注目。特にImageConverterのサポートしている形式や動画のクオリティの設定などは参考になります。結構このアプリは微妙な感じでしょうか(^^;
 また、上のエントリ以前のエントリでボタンの割付や導入したアプリなど一覧形式で紹介されているのも非常に参考になります。


 もう一つ注目なのがこちら。NOMAさまというかたが管理人のようです。今回初めて知りました。Sonyファンの方のようで、VAIOやオーディオ機器のレビューもされています。
 で、何が注目ってmasterのケーブルによるAirH"での通信のレビューです。恐らく可能であろうことは事前に予測できましたが、実際に細かい設定まで含めて接続している状態の写真込みでレビューしていただくととても安心感があります。


 全体を眺めて感じることは、TH55はすばらしいPDAなんだなぁということです。何がすばらしいって、[マニアにも初心者にも受ける」っていうところがすばらしいです。店頭での販売台数もかなり伸びているようですし、初心者が買われていくことも多いようです。だからといって、マニアの方々に「これは初心者向けの機種だね」と言われていない。これって結構凄いことです。
 そういう意味ではSonyの底力を見た感があります。よくマニア向けだといわれているLinuxZaurusも実は購入者の多くがPDA初心者だと言うデータを見たことがあります。やはり「売れる」ためにはマニア向けだけではダメで、一般受けしなくてはならないんですよね。それにはTH55の「手帳のように予定表に手書きが出来ます」とか、LinuxZaurusのように「キーボード付きでPCと同じ感覚でネットもメールも使えます」っていう明確なアピールが必要なんですね。


 そういうデジタルガジェットを作るのってとても難しいと思います。やっぱりPDASharpSonyにどんどん頑張ってもらいたいですね。