なんか違和感


 昨日夜のTVニュースで例の関学ワンダーフォーゲル部員が会見を開いて(?)謝罪している映像を見ました。
 他のことをしながらちらっと見ただけなので全体は把握していませんが、いかにも病院着のまま口々に反省の便を述べていたような感じでした。


 これって凄く珍しくないですか?僕が普段気にしていないだけ?
 山での登山者やスキーヤーの遭難なんてそれほど珍しいことでもないしそのたびに救難活動は行われますよね。そしてその遭難の原因の大半は遭難者の判断ミスです。今回の遭難と救助はあらゆる意味で珍しいことじゃないとも思います。


 では、なぜ彼らだけTVの前で謝罪しているのか?僕は今のマスコミにありがちな「若者叩き」なんじゃないかと感じたんですよ。若者の行動を「非道徳的」だとか「自分勝手」とか「未熟」だとか非難しておけば、そりゃあそれらしい記事になります。
 件の記者会見がマスコミ側が設定したものなのか関学側が設定したものなのかは分かりませんが、関学側が設定したものだとしても「叩かれる」という潜在意識が謝罪会見を設定したんじゃないかと勘ぐってしまいます。


 まあ、勘ぐりすぎかも知れませんけど、中高年の遭難者が救助されて謝罪会見している所なんて見たこと無いもんですから。なんか違和感を感じてしまいました。