凄く不思議というかなんと言うか


 ちょっと前にも紹介したSimple -憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々-ですが、凄く不思議と言うかなんと言うか、いったいどういう考え方の人なんだろうと思います。
 昔から何かの拍子に時々読んでいたのを、最近はてなアンテナに登録して全体を女性論や結婚論を中心に読んでみたりしたんですけど、別に意見として同意できるから読んでいるわけではありません。逆に良くここまで独善的で男性中心的な考え方でいられるものだと不思議に思います。その不思議さを見るために読んでいる感じです。


 こちらのサイトで語られる女性論と言うか、女性に対する考え方は凄く矛盾していると感じます。例えば、昨日の日記の

その場の結論としては専業主婦=ダメ人間ということになったのだが、その席に専業主婦に寄生されている男が何人もいた

という内容と、一昨日の

世の中から専業主婦が消滅しない理由の1つは、男性が家政婦を求めているからである。セックス付きの家政婦として、専業主婦が求められてしまうのだ。

というのは、彼の中で矛盾しないのでしょうか?
 僕には「専業主婦=セックス付き家政婦」で、男性がそれを求めているのなら、それは彼らにとって理想的な女性じゃないかと思うんですけど。違うの?それとも、「家庭では母親みたいなセフレであり、かつ社会では男性と同じ価値観で労働をする労働力であれ」っていうのが彼の理想の女性なのかしら?


 僕が彼の日記をざらざらと読んでみて感じるのは、彼の女性論や結婚論の中心にある「男性に男性の価値観で評価される女性が優れた女性」という価値観です。つまり徹底的に男性に都合の良い女性であることを女性に求めているように見えるんです。
 それはもっと言ってしまえば女性を同じ人として見ていないって言うことです。ありがちな「Man<>WOMAN理論」みたいですけど。もちろん、テキストサイトと言う体裁を取っているからというのもあるのかもしれませんが、彼の文章における女性論からは、本や記事やデータから抽出された女性しか見えなくて、本来実世界でリアルに接しているはずの「個」としての女性が全然見えてこない。それは理想の生活に関する記述にも見え隠れします。


 本当にホモソーシャルな環境で本ばかり読みながら、仕事ばかりしながら人とちゃんと接することなく生きてるんじゃないかと思います。実生活はどんななんだろう?
 なんて、めちゃくちゃ書いてますね(^^; 結構酷いな>僕。こんなこと書いてるんで、本当はTrackbackでもしたいんですけど、出来ませんね。リンクは連絡不要って書いてるし。後で自分でリンクから飛んで、リファラ出しとこうかな?リファラぐらいは見てるでしょ。


 こっちのコメント欄にでも反論してくれると嬉しいなぁ。