1xWINで音楽配信
こちらの記事に拠れば、KDDIはCDMA1xWIN端末で音楽再生機能を持った物を開発中とのこと。
また、着うたの延長線上のサービスとしての音楽配信も計画中。高速な1xWINでの定額制サービスEZフラットを活かして端末に直接ダウンロードして、メモリーカードに蓄積する形で利用する。
高速&低価格の1xWINでいよいよ携帯でのマルチメディアファイル配信が現実的になってきましたね。また、デジカメ機能の高機能化に伴って実現したメモリーカード対応もこの流れを後押ししますね。
こういう技術&ビジネスモデル革新による新サービスはどんどん広がっていってほしいと思います。また、KDDIだけじゃなくてDoCoMoやvodaも頑張って追随して欲しい物です。
何年か前に開始されたPHSによる音楽配信サービスは、結局通信料が高かったりコンテンツに魅力がなかったりしてそれほど定着しませんでした。今でも一応続いてはいるみたいですけど、ビジネスとしては完全に失敗に終わりましたね。ちなみにリンク先の
通信速度の問題から1曲の取り込みに曲の数倍の時間がかかり、
というのはウソですね。PHSの音楽配信は、ほぼ曲の長さ程度の通信時間でダウンロードできました。
今回は通信速度と通信費の面ではほぼクリアされると思いますが、コンテンツの充実とコンテンツフィーと言う部分で失敗しないようにがんばって欲しいと思います。やっぱり1曲100円でしょうね。そして端末でダウンロードしたファイルは、USBで繋いだPCにバックアップできないとダメでしょう。専用ソフトでいいですから著作権管理をしてバックアップしたPCでは再生できるようにして欲しいですね。まあ最悪バックアップだけでもしょうがないかな?Jobsが言うように、僕たちは曲を「一時的に楽しみ」たいんじゃなくて「自分の物にしたい」んですから。
いずれにしても、来年以降ならメモリーカードの大容量化&低価格化も進んでいると思いますので結構魅力的に思います。でも本音としては、その機会に小型HD内蔵端末を出してくれたら最高なんだけどなぁ(^^;