なんだかつまらん

 って言うのも不謹慎かもしれませんが、今回の選挙は何だかつまらんです。


 やっぱり日本は保守的なんですねぇ。「とりあえずチェンジ」って言うのが出来ない国民性なんでしょうか。そうは言っても例えば昔はバンバン遷都していたし、伊勢神宮は定期的に遷宮してるし、昔からってことは無いと思うんですけどね。
 戦後なのかなぁ、こういう国になったのは。


 まあ、個人的に民主党に政権をとって欲しいとは思っていなかったので、つまらん半分ほっと半分って感じかもしれませんねぇ。自民党政権で「ほっとする」のかって言うとまた微妙なものではありますが(^^;
 10年前の日本新党や自社連立のときがあまりにもお粗末でしたからねぇ。で、結局民主党っていっても面子は変わっていないわけです。であれば、民主党政権には期待できないだろうなと思っていました。もちろん、劇的に良くなることは無いだろうなって言う意味で、民主党政権になったからって劇的に日本がおかしくなるわけでもないだろうとは思います。


 正直言って政治はもちろん大事ですが、本当にちゃんとした国って政治がちょっとぐらい変わったり停滞したりしてもそれに影響を受けずに国民生活はちゃんと維持されるって言う国だと思います。もちろん福祉制度や医療制度なんかは政権交代の影響をある程度は受けますが、それでもちゃんとしたラインは保持されていないと困る。
 国の未来だって、全て政治が作り出すわけではないです。実際には日々汗を流して働いたり学んだりしている市民一人一人が作り出していくものであって、国の政治なんてそれが少しやりやすくなったりする手助けを出来る程度でしかないわけです。そういう意味では現代先進国において国家の持つ存在感って言うのはとても低くなっていると思います。誰かが昔言っていましたが投票率が100%近い国なんてどこも内紛だったり危機的状況だったりするんですね。そういう意味では政治が多少上手くいっていなくても国自体はちゃんと回っていく、日本がそういう国であればいいと思います。


 まあ、そうは言っても政治ももちろん大事なのできっちり主権者の責務は果たしていかなくてはならないですけど。まあ、選挙話はこれぐらいにしましょうかね(^^;