PDAの形

 デラデラメモさまがm130に絡んでPDAの形を再考されています。主に電子書籍の読書の際のホールドのしやすさが再考のきっかけらしいですが、とてもよく分かります。
 厚さや幅、形状のちょっとしたところで持ちやすくなったり持ちにくくなったりします。僕が一番気にするのは幅かな?


 単純に言って、縦型PDAって殆どのものが日本人には幅が広すぎます。多くの縦型パームサイズPDAが80mm前後です、これって結構幅があるんです。裏から手のひらでガシっと握るとちょっと厳しい。でもそういうPDAで手書きでオペレーション&入力するときって裏からがしっと握りたいですよね。
 それに比べるとCLIEは歴代70mmチョイなんです。これって間違いなく日本人の手のサイズに合わせてるんだと思います。ただ、NxシリーズやUX50はその限りではありませんけど…


 それから僕はボディサイドのジョグがあまり好きではなくて、ボディ下部のカーソルキー+ボタンでPDAを操作したいので、上の写真のような持ち方をすることが多いです。こうやって持つと結構不安定なのでストラップが必要不可欠になるって言うわけですね(^^; この持ち方だと、確かにでじさまの言うとおり、ボディ下部が楔形になっていたほうがありがたいですね。
 この持ち方でできるだけ全て操作できるように、BtnPlusで4ボタンにenter機能やスタートボタン機能を割り当てています。ブラウザのリンクをたどること以外はほぼ持った左手だけでできる様にしてあります。


 まあ、でじさまの言う

仰向けに寝ながら電子書籍が読めるってのは、ひょっとしてm125とm130だけじゃなかろうか。Σブックは仰向けに寝ながらもつには両手じゃねえと無理っぽいし。

って言うのは、ΣBookを持ち出していることから「全てのPDAの中で」っていう意味と解釈すると、そんなことは無いだろう(^^;と思いますが、僕もm105を使っていましたから分かりますが、あのボディは確かに仰向けになってテキストを読むのには一番だった気がします。
 その辺は計画されたものかどうかは分かりませんが、PDAのボディが持つ個性という意味ではちょっと面白いことです。


 これまでPDAのボディデザインというのは、単純に「小さく薄く」の中に「最大の機能を詰め込む」というような視点からされてきたものがほとんどだと思います。もしかするとこれからは、さまざまな用途や利用シーンでのユーザーの「持ち方」を考えてボディデザインをするような視点も必要なのかもしれませんね。
 ただ、そこまで考えてもいろいろと個人の好みもありそうなので、結局は最大公約数的な没個性なものになってしまう可能性もありますけどね(^^;


 と、またでじさまに触発されてしまいました(^^;