PDAはWindowsの夢を見るか?

 って、何の話かっていうと、こちらの記事によれば11月にも日立から4Gバイトの容量を持ったMicroDriveが発売されるんです。
 MicroDriveというと「あれ?IBMじゃないの?」という方も多いかと思いますが、今年の頭ぐらいにIBMのHDD部門を買収する形で日立とIBM子会社を設立してるんですよね。一応設立当初はIBMも資本参加して、その後日立の完全子会社化するって言う話でした。


 で、このMicroDriveを見て何を考えたかっていうと、最新のPDAでエミュレーションかなんかでこのMicroDriveにインストールしたWindowsを使えないかなってことです。
 4GもあればWindowsでもなんでも(?)Officeアプリと込みでインストールできますよね。それなりにストレージエリアも残せそうだし。


 でですね、モバイルコンピューティングをしてるといつもWindowsが必要なわけじゃないんでPDAを使うわけですけど、時々Windowsがあればなぁと思うときがあります。そんな時にですね、MicroDriveにインストールしてあるWindowsエミュレーター経由か何かで起動して利用できれば便利かなと思いませんか?
 つまり、「PDA上でWindowsを使う」ってことですね。もちろん、CPUパワーとかが圧倒的に足りないので最新のWindowsをバリバリ使うというわけには行かないでしょうけど、XScaleの400MHzとRAM64Mを持つクラスあたりなら98ぐらいならそれなりに動きそうな気もしますよね。


 なんか、普段はLinuxZaurusとかPPCとかを普通に使ってて、いざという時だけ多少の制限はあるもののWindowsが使える。これが実現できればかなり理想的なモバイル環境だと思うんですがどうでしょう。
 そんな夢のような話を妄想してしまう4GバイトのMicroDrive。価格も登場時で5万程度とのことですから、いろんな意味でそれなりに現実的かなぁと(^^;