怒られちゃいました(^^;


 コンニチハ、危険な香りのする男Vins-Tです。
 と言うジョークはさておき、徳保さまに怒られちゃいました(^^;


 確かにこのエントリは徳保さまが指摘されたように読めますね。でも、自分としてはあそこまでの意図はありませんでした。ただ、、潜在的そう言う思いはあったのかもしれないなと反省。ご指摘感謝いたしますm(_ _)m
 でも、基本的に僕は大上段から啓蒙する気は全くありません。ネットマナーも“まあまあ”って言うタイプだし。ただ単に、「分かりやすい看板を掲げておいた」だけです。もちろんその看板から外れる使い方に対して批判したりはしません。


 それはともかく徳保さまが問題にされている

普通の大人なら普通に考えれば分かることではないだろう、と。それほど単純な話ではないだろう、と。

という件ですが、それでもやっぱり僕は自分で考えて分かりたい、或いは分かって欲しいとは思います。
 というのも、僕にとってはTrackback問題よりもLink問題の方が先に論じるべき問題だからです。ネット上で何か書くときに、ネタもとや情報元があるならばそれをリンクにするべきなのかどうか?そして、リンクされることに対して制限をかけ得るのかどうか?というようなことです。


 基本的に僕はネット上で活動する以上、情報元にはリンクを張るべきだと思っています。それはどこかでも書きましたが、HyperLinkというのは今のwwwをwww足らしめている、ネットの本質だからです。「情報共有」がされないネットワーク、wwwなんていうものは何の意味もありません。だから、まずTrackbackがどうのこうのって言う以前に、「ちゃんと情報元にはLinkをしましょう」という「看板を掲げたい」んです。アクセス数云々は念頭にありませんでした。
 でも、これをルールにしちゃうのはいけません。個人がそれぞれ判断してやっていかなくてはならないと思うんです。ルールにせずに個人の判断で行われればこそ「儀礼的無関心」というものも成立します。これは某巨大掲示板では個人サイトへのリンクは「ttp://〜」と言う形で張られて、専用ブラウザではそれを通常のリンクとして認識するという「子供の好き勝手」な世界とは正反対の世界です(ただし、アレはアレで有効に機能してる一つの世界ではあります)。でもそれはリアルな世界で論文やドキュメントを書くときに参照元は表示しなくてはならないという「ルールのある世界」ともまた別のものです。しない人を僕は別に批判したりはしません。でもそれじゃwwwが機能しないよなぁと残念に思うわけです。


 もちろん、Trackbackにはさまざまな可能性があります。徳保さまが紹介されていたARTIFACTさまTrackbackの使い方は僕も気が付いていて、面白い使い方だな、と思っていました。そういった「本来意図されていない」使いかたも僕は決して否定しません。また、そういった使い方が主流になっていってもそれはそれで面白いことなので別にかまわないと思います。
 ただまあ、今のところは上のような看板は掲げておきたいなぁと。それを見て、得心してくれる人がいればそれはそれで保守的なTrackback運用がネット上に広がっていくかもしれません。逆にそれを気にせずに新しい使い方をする人が増えて違った面白さが出てくればそれはそれでいいんです。


 「常識」とか「当然のこと」っていうのは、あんまり強く主張してそれを他人にまで強制するようになるととてもうっとうしいと言うか、逆に摩擦を生んでしまうものではあります。でも、僕が「常識」だと思うことや「当然だと」思うことはこうですよ、と言う風に看板を掲げておくことは大切なことだと思います。
 僕は、「気が向いたら僕の看板も見てよ」という程度の思いではありますが、この看板は掲げつづけたいと思います。


 ところで、徳保さまにはTrackback出来ないんですよねぇ。したいなぁ(^^; 今回の件に関しては読んでくださるだろうという確信がありますが(^^; やっぱり一度慣れるととても便利な機能なんですよね、Trackbackって。