プライマリキャッシュとしてのメモランダム

 ええ、最近なんだか話題の「『超』整理手帳」。toshi-koさまがメモをテーマに取り上げられています。ちなみに前日はスケジューラーでした。
 僕もメモに関して一口語りたいと思います(^^;


 ただ、最初に断っておきたいのは僕はメモ魔じゃないという事です。通常の会社勤めの大人が必要に応じて取る程度のメモの話だと思ってください。
 そして僕はまず、タイトルにも書いた通りメモをプライマリキャッシュとストックデータに分けて考えます。そしてメモ術のキモはプライマリキャッシュの方のメモの仕方にあると思っています。


 メモの必要が発生した時にさっとメモする一時的なプライマリキャッシュのメモには、現在僕は100円メモとJ-T010を使っています。使い分けは簡単で、100円メモが使える時には100円メモ、そうでない時にはJ-T010です。
 よく言われる事に「メモは一か所に」っていうのがあります。でも実はそれはストックデータのメモに関してであって、プライマリキャッシュのメモに関してはそれほど気にしなくていいと個人的には思っています。なぜならプライマリキャッシュのメモはまず何がなんでもメモを取る事その物が重要なのであって、それが複数箇所に及んでも必要なものだけ後でストックデータのメモの方にまとめる事さえ出来ればいいからです。一か所にメモする事にこだわりすぎると、どうしても即時性が犠牲になります。それは避けたいんです


 と言いながら僕が極力100円メモを使うようにしているのは、フローからストックへの移行がスムースだからです。リンク先を見ていただければ分かりますが、まずパッと白紙ページが開けて非常に手早くプライマリキャッシュのメモが取れます。そして後にそのメモを後々も使うと思ったら最終ページにインデックスするだけでストックデータになります。
 また、J-T010で取ったボイスメモとテキストメモも後で使うと思えば100円メモに書き写してインデックスします。この100円メモにどんどんストックデータとしてのメモが蓄積されて行きます。古いものでも時系列は覚えているのでインデックスと組み合わせて比較的簡単に探し出せます。


 「『超』整理手帳」ユーザーでも、手帳カバーに縦に裁断したA5ノートを差し込んでこの100円メモ術を採用している人がいる様です。一般的にメモに弱いと言われる「『超』整理手帳」の欠点を上手く補える様です。
 また、PDAと組み合わせても効果を発揮します。その場合はインデックスされたものの中から、さらにこれと言うものをPDAに転記しておくて検索も出来ていい訳です。更に自動的にストックデータの重要度のランク分けにもなります。


 そんな訳で、今のところメモに関してはPDAよりも100円メモの方が優れているなぁ、と思うVins-Tでした。