J-T010PIM機能レビュー その1

 と言うわけで、個別機能レビュー第1段は妥当にスケジューラーから。


 まず、スケジューラーの起動は「文字」ボタン長押しかショートカットから。どちらにしても非常に起動はしやすいです。デフォルトではショートカットボタンを押すとカーソルが当たる位置にスケジューラーが登録されています。起動時間も当然一瞬です。
 基本画面は「当日」「一週間」「一ヶ月」「四ヶ月」の4種類。「文字」ボタンで表示が切り替わります。どの画面をスケジューラーが起動したときの画面にするかも設定できます。「当日」画面では予定の内容まで、「一週間」画面ではアイコンが「一ヶ月」「四ヶ月」画面では予定の有無だけが分かります。


 各画面で左ソフトキーに割り当てらてた「追加」ボタンで新規予定入力画面になります。
入力項目に「メール呼びだし」があり、メールを一件リンクすることができます。また「オプション」の項目でシークレットや繰り返し、カテゴリーなどが設定できます。もちろんアラームも設定できます。
 入力されたスケジュールは1日画面でカーソルが当たっているときに決定すると詳細が見られます。その画面で「メール呼びだし」を選択すると、リンクされたメールがポップアップウィンドウで閲覧できます。アポメールとかがきたときにスケジュール入力は簡単にに済ませておいて詳細はメールをリンクしておくと言う使い方をすると激しく便利と思われます。


 ここまで書くと気づく方も多いと思いますが、このスケジューラーの操作性や閲覧性はPalmの標準スケジューラーに非常に良く似ています。かなり使いやすいです。
 当然スケジューラーをどの表示画面でも壁紙に設定できます。四ヶ月表示は一見の価値ありですね。また、当日画面を壁紙にしておけば、今日1日の予定と一緒に、未処理のTodoがあれば「未処理アクションアイテムあり」と表示されます。これは常に携帯の画面にPalmの予定表の1日画面が表示されているようなもので、とても便利そう。


 基本的にPalmの標準スケジューラーとほぼ同等の機能を備えていると思います。ただし、登録した予定は毎年繰り返しの設定をされているもの以外は1年経つと自動的に消去されます。また、PCなどて利用できる形式でのバックアップはできません。この二つが大きな欠点です。
 また、PCとの同期なども出来ないようですね。まあ、この辺は僕は気にしないのでいいかな。


 まだ書き足りない部分もありますが、スケジューラーに関しては取りあえずこの辺で。質問はいくらでも受けつけますので、どうぞ。
 次はTodoかな。